Hyper-V 2016上で動作するゲストOS
Windows Server 2016がリリースされてしばらく経ち、様々なアプリケーションも対応してきました。
Microsoft標準ハイパーバイザーHype-VもWindows 2012 / 2012R2から主に中小規模の環境で多く使われるようになってきており、Microsoft社最新ハイパーバイザー(2018年4月現在)のWindows Server 2016ベースのHyper-V(Hyper-V2016)も様々な環境で広く使われています。
Hyper-Vが一般に広まったのとともに、Hyper-V上でLinux系OSを動作したいケースも増えてきました。多くの組織が「ほとんどのWindows(仮想)マシン」と「少しのLinux(仮想)マシン」でサーバ群が構成されていることなどが多いのもあります。
少量のLinux系仮想マシンを動作させるためだけに、本当はHyper-Vを採用したいのにvSphereライセンスを別途購入してVMware ESXiを導入しなければいけないのでしょうか?
答えはNoで、結構Linux系仮想マシンは動作します。
今回は改めて調べるのが面倒な「MicrosoftとしてHyper-V上で仮想マシンとして動作がサポートする」OS一覧を記載します
(といってもURL記載の備忘録的な記載ですが・・・)
Windows Server 2016上のHyper-Vで動作するゲストOS一覧
Windows系仮想マシン
以下マイクロソフトURLが参考になります
- https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/mt126277(v=ws.11).aspx
- https://docs.microsoft.com/en-us/windows-server/virtualization/hyper-v/supported-windows-guest-operating-systems-for-hyper-v-on-windows
特記事項
* Windows Server 2003/2003 R2 非サポート
* Windows Server 2008 SP2 / 2008 R2 SP2 以上のみサポート
Windowsは 現役 として動作しているサーバOS・クライアントOSともにほぼサポートしています
最近はWindows 2003 Serverも殆ど見なくなってきましたね、実際はアプリケーションが対応できなくなってきて、アプリケーションベンダーさんから「Win2008やWin2012のOSアップグレードとそれに相当する新バージョンアプリの導入しないともうサポートしませんよ」と言われるケースが殆どで、本当は このまま塩漬けしたいのに・・・・ と思っていても無理やりWin2003は更改させられているのが現状です。
FFR Yaraiさんとかの延命サポートももう使えなくなってしまいましたね
Linux系仮想マシン
Linuxは以下URLにまとめられています(Win2016 / 2012R2 / 2012全てのHyper-V)
- 各ディストリビューション(Cent OS[RHEL] / Ubuntu / SLESなど)毎に個別URLで案内
例: CentOS / RHEL系
docs.microsoft.com
関連ページとしてLinux系仮想マシンベストプラクティスもあるので忘れずご確認を
docs.microsoft.com
以前のHyperVは?
Hyper-V 2012 R2(Windows Server 2012 R2)はこちらをご参考ください
以上