こしぞーのひとり情シス

Windows/仮想化の小規模環境を運用するリーマンの日々を綴っています。

Windows10 Hyper-VでNAT構成(ゲストOS CentOS7)

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Windows10のHyper-V機能は非常に便利でかつお手軽に構築することができます
最近はノードPCでもメモリ8GB、SSD搭載が当たり前になってきたのでそこそこのスペック・台数のゲストOSを稼働させても結構ちゃんと動く検証環境が構築できます

  • 検証環境などをノートPCに構築して持ち運ぶ
  • Linuxなどの開発環境を構築する
  • LinuxにAnsibleをインストールして自動化環境を持ち運ぶ
  • Windows Server 評価版でサーバ環境を構築して持ち運ぶ

などなど普通のスペックでできてしまいます

やり方は非常に簡単で「Hyper-V既定のスイッチに接続するだけ(ゲストOSは、DHCPクライアントに設定)

手順をStep by Stepで

手順概要

既定のスイッチの存在を確認します

Hyper-Vマネージャーから「仮想スイッチマネージャー」を起動

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「既定のスイッチ」を選択
「[既定のネットワーク] スイッチにより、仮想マシンは自動的にNAT(ネットワークアドレス変換)を使ってコンピューターのネットワークにアクセスできるようになります」と記載があります

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Windows10でHyper-V機能をインストールした時に自動的に作成される「既定のスイッチ」なので皆さんのコンピュータにも自動的に作成されていると思います

仮想マシンNICを追加

こんな感じで仮想マシンに追加NICを割り当てます

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仮想マシンNIC自動起動設定

後はこんな感じで「nmtuiコマンド」でDHCPクライアント設定をしておけばOKです

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はい、ゲストOS(CentOS7.5)からインターネット接続できるようになりました

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関連記事です

Windows10 Hyper-VにCentOS7をインストールしたときの手順です

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CentOS7ではランレベル設定手順が変わっています

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Microsoft S2D HDI(記憶域スペースダイレクトで作るハイパーコンバージドインフラ)の構築手順です

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以上