わずか1ドルが68年後には100万ドルになる悪魔的魅力SPXLという銘柄についてです
ジュニアNISA銘柄として購入するという話ですが、決してレバレッジETF SPXLをメインに据えるという話ではありません
メインはVTIとしつつ、サテライト的に数%でもSPXLを保有していればS&P500の伸びとともに面白いことになるかなと思って購入したという話です
コツコツ積立やドルコスト平均法は成果が即時に出ない点でもどかしく感じてしまうことが多いです
そんなときに悪魔的魅力を放つのがレバレッジです
すぐに成果を出したいという気持ちは常にありレバレッジはその悪魔的魅力からも、本来の自分の投資方針を失ってしまうほどの影響を受けてしまいがちです
こういった商品のいい悪いではなく、当初立てた投資方針がブレないことが一番重要です
とはいえ、少額であればレバレッジのリスクも最小限に抑えることができるので遊びの気分で投資するぶんには非常に良い銘柄なんではないかと思います
私は7歳の子供のジュニアNISAでVTIを購入しています
基本的には毎週VTI を1口購入する形で徐々に購入を進めているのですが、年間80万円のジュニアNISA枠をちょうど使い切るために今回はS&P500 3倍のレバレッジETFを購入してみました
わずか1ドルが68年後に100万ドル(1億円)に!?
こちらの記事に興味深い記載があります
超低リスクで2億円を手にするレバレッジETFによる超長期投資法とは? | ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術
68年前に1ドルをレバレッジETFに投資していたらどうなっていたでしょうか?およそ100万ドル(1億円)です。
とても極端な表現ですが、 事実なんです
S&P500の3倍のレバレッジを効かせた SPXL
正式名称は「Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF(DIREXION SHS ET/DAILY S&P 500 BULL)」といいます
- 経費率1%
- S&P500の日々値動きの3倍を目指す
経費率はVOOやVTIの0.04-0.05%を大きく超えて1%です
25-20倍です
米国ETFとしては高い方ですが上昇を続ける相場ではその経理費を補って余りあるリターンがあり、これが悪魔的魅力なんです
2010年からのS&P500上昇率は98%と非常に優秀です
本来ならこれでも十分なんですが、SPXLは
970%上昇 です
通常こんなことはありえないんですが、SPXLの過去9年のパフォーマンスは特筆モノです
上昇継続が約束されているのであればSPXL一度だと思います
一方でリーマンショック時には 「最大で97%の損失」 がありました
S&P500は55%が最大であったのに対して97%です
ほぼゼロですね
この数値からもメインに据えるべきではなく、少額を保有&ホールドしておくのが推奨でしょう
実はSPXLは短期投資向きと一般的に言われていますが、その性質上 超長期 にも向いています
10-20年を長期とすると、30年~ を超長期と呼ぶべきでしょうか
S&P500が長期的リターンが証明されている以上、その3倍の長期間であれば確実なリターンが期待されているとも言えるのでしょうか
未来のことは誰も約束はしてくれないんですが、こういったことを知った上で自分の投資先を決めていくのが良いでしょう
わずかに余ったジュニアNISA枠の使いみちとしてSPXL(S&P500ブル3倍)を採用
毎週VTIを1口ずつ買い付けしているジュニアNISA口座ですが15,000円弱を残してVTI1株の金額を下回ったため定期購入できなくなりました
残った15,000円で2口だけですがSPXLを購入できるのでSBI証券で購入した手順とともに紹介します
SBI証券ログイン後、画面右メニューから「外国株式」をクリック
外貨商品取引サイトにて「SPXL」で検索
DirexionデイリーS&P500ブル3倍 ETF(SPXL)が表示されたことを確認して「買付」をクリック
今回は2口がMAXなので以下で購入
- 2口
- 成行
- 当日中
- ジュニアNISA口座 - NISA預り
無事2株を45.99USDで約定しています
それでも若干余るので
余らすのももったいないので投資信託(楽天VTI)でも購入ですかね
関連記事です
ジュニアNISAはその性質上最初の5年間を経過後は「放ったらかし」にしかできません
銘柄の変更ができないため、自動的に銘柄の変更を行なってくれるETFや投資信託が最適解でしょう
国としてもジュニアNISAによる投資を推奨しているようです
米国人気の2大投資信託を積立NISAで比較しています。
VTI対S&P500ですね
以上