こしぞーのひとり情シス

Windows/仮想化の小規模環境を運用するリーマンの日々を綴っています。

削除できない「親なし(Orphaned)」仮想マシンを削除する方法

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vCenter Serverで仮想マシンが親なしと表示されてしまう


親なしと表示される原因はだいたいが「仮想マシンのデータストアにアクセスできなくなってしまった」もので
テスト用に適当に作成したデータストア上の仮想マシンを作ったが、データストアの方を先に消してしまったときとかもう必要ない仮想マシンが「親なし」と表示されます
本番仮想マシンが「親なし」となったら非常にやばいですが多くはどうでもいい仮想マシンがこの状態になります  

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親なし(Orphaned)状態になると、GUIで消せなくなってしまう(インベントリからの削除・ディスクからの削除ができなくなってしまう)のが結構厄介です

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参考情報

公式(VMware KB)に記載がありました
「削除オプションを使用できない場合に親なし仮想マシンを削除する (1011468)」

https://kb.vmware.com/s/article/1011468?lang=ja(日本語)

https://kb.vmware.com/s/article/1011468 (英語)

 

解決方法

そう難しくはないのですが、親なし仮想マシンだけが入っている仮想マシンフォルダを作成して、仮想マシンフォルダごと削除する方法が記載されているのでその通りに実施します

以下、VMware KBからの抜粋

VMware Infrastructure または vSphere Client を開き、管理権限を持つユーザーとして vCenter Server に接続します。

・ビューを 仮想マシンおよびテンプレート インベントリ ビューに切り替えます。

・左側のペインで、vCenter Server を右クリックし、新規フォルダ をクリックして、そのフォルダに英数字による名前を付けます。

仮想マシンを左クリックし、マウスの左ボタンを押さえながら、手順 3 で作成したフォルダに仮想マシンをドラッグします。

・フォルダを右クリックし、削除 をクリックします。フォルダとその内容が削除されます。

 

 vCenter Server Web Clientを開き、vCenter Serverにログインします

 「仮想マシンおよびテンプレート」から「新規フォルダ」→「新規仮想マシンおよびテンプレートフォルダ」を選択します

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適当な名前をつけてフォルダを作成します

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次に、ドラッグ&ドロップで仮想マシンをそのフォルダへ移動させます

さらに、フォルダごと消してしまいます
作成したフォルダには「インベントリからの削除」が表示されています

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「はい」をクリックすると、親なし仮想マシンが削除されます

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とりあえず、これでOKです

これでどうにもならなそうな状況であればサポートへ問い合わせが必要かもしれません(おそらくCLIで消去することになるかと) 

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 以上です