こしぞーのひとり情シス

Windows/仮想化の小規模環境を運用するリーマンの日々を綴っています。

RHEL7サポート期間、サポート終了日(Red Hat Enterprise Linux 7 Lifecycle)

RHEL7リリースから5年が経過し直近ではRHEL8がリリースされました RHEL8は IBMによるRedHat買収完了前の最終リリースバージョンのため非常に注目を集めています

www.hitoriit.com

サポート終了日

RHEL公式サイトにサポート終了日は掲載されていますが 2024年5月末 までRHEL7はサポート されます

access.redhat.com

RHELサポート終了日まとめ

バージョン リリース日 サポート終了日
RHEL4 2005-2-14 2011-2-16
RHEL5 2007-3-15 2017-3-31
RHEL6 2010-11-10 2020-11-30
RHEL7 2014-6-10 2024-6-30
RHEL8 2019-5 2029-5

RHEL4, 5, 6 は終了ずみ
RHEL7, 8は製品サポート期間中

RHELライフサイクルについて

RHELは製品ライクサイクルとして、以下のような定義をしています

  • RHEL7以前: 合計10年のサポート(5.5年のフルサポート、追加4.5年のメンテナンスサポート) 
  • RHEL8: 合計10年のサポート(5年のフルサポート、追加5年のメンテナンスサポート) 

若干異なりはしますが、リリース後10年間のサポートはされます
と言っても最新パッチはマイナーバージョンリリースを適用し続けている場合の話です
多くのRHELサーバ群はインストール時点のバージョンで塩漬けのまま運用されていることが多い(稼働時にRHEL7.4だった場合、ずっとそのままにしがち・・・)でしょうが、その場合は知らない間に製品サポートが実は終了していることが通常でしょう
正直申し上げて製品サポート期間を実際のサーバ利用者が気にすることはないと思います

実際上記ライフサイクルと気にするのはソフトウェアベンダでしょう

  • SAP
  • Oracle DB
  • アンチウィルスソフト

などなどが自社製品が動作保証するOSとしてどこまで責任持って対応するべきものかの参考情報にしているケースが多いと思います
特にSAPとOracle DBは導入して長く利用されるケースが多いでしょう

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