こしぞーのひとり情シス

Windows/仮想化の小規模環境を運用するリーマンの日々を綴っています。

外資系ITベンダーに転職したいと思ったら

f:id:bfx62324:20190521121328p:plain



外資系ITベンダーに転職することになりました
IT業界では知らない人がいない(逆に一般の方は知っている人がほとんどいない)と言える程のところで一度お世話になってみます

どうやって転職したのか、コツはなどと色々聞かれたのでまとめておこうと思います

 

自分は何者なのかを端的に説明すること

外資系ベンダーは日系企業とは異なり、空いているポジションに人を割り当てることが基本です

  • 日系企業:空いている人にポジションを割り当てる
  • 外資系企業:空いているポジションに人を割り当てる

 外資系企業に入社するのであれば「空いているポジション」にピンポイントでハマる人材でなくてはなりません

それには自分が何者であるかを端的に説明できることが必要です

  • 経歴:社歴、職歴
  • ミッション:職歴毎にその当時のミッション
  • KPI:何を持って評価されるポジションでどういった結果を残したのか
  • スキル:職歴毎に必要なスキルと、職歴をこなす上で身につけたスキル

基本的には職務経歴書(レジュメとも言います)が充実して記載されていれば問題はないのですが、職務経歴書を記載する際にも上記の点に十分留意して書類だけで何者かが伝わるかどうかという視点を持って作成してみてください。

 

保有スキルを証明する経験と認定資格を有すること

当たり前のことですが・・・

保有スキルを証明するだけの経験と認定資格を有していることが必要です

外資系ITベンダー界隈は人材の流れが流動的です、みんな結構転職しているんです
普通に出て行った会社に出戻るケースもあるし
上司が出て行った会社についていくケースもあるし
つまり1つのポジションに空きができても複数応募者が出る可能性はとても大きいです

面談する企業側からすると1つのポジションに当然のように複数名応募してくるわけなので選ぶ立場になります
そこで企業側が求めるスキルを保有していれば言い訳なんですが、基本は即戦力を求めているという都合上、スキルを保有していることの確証が少なくとも必要です

  • 通信業界(またはXX社)に対して責任あるポジションで3年間の経験をしています
  • 金融業界に特化した営業活動を5年経験しています
  • 通信インフラの設計、構築業務のPLをプロジェクト全期間2年間成功裏に納めました 

加えて、保有スキルを証明するだけの認定資格を有しておきましょう

当たり前かもしれませんが、認定資格はつぶしの効くのものにしておいたほうがいいですね

かつ、スキルの横ずれを狙うのもアリですね
CISCO社中途面談を受ける人は、自ずとCISCO認定資格保有者だらけになることが予想されます。その中で仮想化(VMware)やOS(Microsoft/RedHat)、Iaas(Azure/AWS)を有していれば、CISCOに足りない(欲しがる)人材にピンポイントでなれる可能性があります

 

常識レベルの英語力を有すること

求められる常識レベルの英語力については会社によって異なりますが、はっきり言うと

  • 無いよりはある方が圧倒的に良い 

です

英語力はやればやるだけ確実に上昇します
目標は高くもったほうがいいので、目指せ満点!ですが
少なくともTOEIC730点、できればTOEIC800点ではないでしょうか

私自身800ちょっとのTOEIC点数を有していますが(恥ずかしながら英語が全然喋れません)、面談では「英語は大丈夫そうだね」と言われました
英語を使うポジションでもそうでなくても、英語力に関しては最低限というラインがある場合があります
自分の応募したいポジションが英語力が足りないだけで不採用になるのは勿体無いですよね・・・
TOEIC 730+くらいであれば努力次第で誰でもできるようになるので一度頑張ってみてください

 

関連記事です 

外資系ITベンダーで今最も勢いのあるAWSを個人的にはオススメしています

 

www.hitoriit.com

 

その体験記です。実際にはAWSに転職することは叶いませんでした 

 

www.hitoriit.com

 

以上です