こしぞーのひとり情シス

Windows/仮想化の小規模環境を運用するリーマンの日々を綴っています。

Oracle VirtualBox VMにWidnows10をインストール(Windows 10 1903)

f:id:bfx62324:20190721181647p:plain

Oracle Virtual Boxは様々なOS上で動作するホストOS型の仮想化ソフトウェアです
ハイパーバイザー型とは異なるゆえ性能面では劣りますが、Windows / MAC などのOS上でそのまま動作することが出来るホストOS型のメリットを最大限活用すれば手持ちのノートPCなどに

  • LinuxなどのサーバOS環境
  • 評価版ソフトウェアの動作検証、動作確認
  • Widnows 10のテスト環境(新しい機能アップデートなど)

を用意することがとてもかんたんに可能です

MACでもWindowsでも利用可能な仮想マシンを用意できるVirtual Box 

 WidnowsオンリーならHyper-Vでいいでしょう
MACも持っているし、Windowsも持っている、作り変えるのとかめんどくさいなとか共用したいなとかそういった場合にはVirtual Boxがベストです

Oracle Virtual BoxにWindows 10をインストールする方法 

 早速実施してみましょう

Virtual Boxから「仮想マシン」→「新規」を選択します 

f:id:bfx62324:20190712110748p:plain

 

仮想マシンの作成ウィザードが開始されます

名前、マシンフォルダ、タイプ、バージョンを入力してください

  • 名前:Virtual Boxの表示名です。多くは仮想マシンOSのホスト名と合わせますが、別の名前でも動作には全く支障ありません
  • マシンフォルダー:仮想マシンを保存する場所です。指定したフォルダに「仮想マシン名」のフォルダが出来て、そこに仮想マシンの仮想HDDファイルなどが出来上がります
  • タイプ: 今回はWindows10なので「Microsoft Windows
  • バージョン: 今回はWindows10なので「Windows 10 (64-bit)」

f:id:bfx62324:20190712110824p:plain


仮想マシンのメモリーサイズを指定します
※CPUコア数(デフォルト1コア)は仮想マシン作成後にしか変更できません 

f:id:bfx62324:20190711173324p:plain

 

仮想マシンのOSを保存する仮想ハードディスク を指定します
「仮想ハードディスクを作成する」を選択して「作成」をクリックします

f:id:bfx62324:20190711173346p:plain

 

 ハードディスクのファイルタイプを選択します
Oracle Virtual BOXデフォルト形式の「VDI (Virtual Box Image)」を選択して「次へ」をクリックします

f:id:bfx62324:20190711173415p:plain

 

 仮想ハードディスクのサイズ(固定、シンプロビジョニング)を選択します
性能を重視しないのであれば「可変サイズ」を選択して「次へ」をクリックします

f:id:bfx62324:20190711173434p:plain

 

仮想ハードディスクのファイルの場所とサイズを指定します 
ここで「作成」をクリックすると、仮想ハードディスク作成が完了します

f:id:bfx62324:20190712110848p:plain

すると、仮想マシンが出来上がっていることが確認できます 

 

 

f:id:bfx62324:20190711173528p:plain

 

起動前にインストールするWindows ISOイメージをマウントさせたい場合は、以下のように「仮想光学ディスクファイルを選択」します

 

f:id:bfx62324:20190711173647p:plain

f:id:bfx62324:20190711174031p:plain

 

仮想マシン起動手順

 Oracle VMトップ画面から仮想マシンを選択し、「起動」をクリックします

 

f:id:bfx62324:20190711174116p:plain

 

次のようなメッセージが出力される場合は 以下の2つのどちらから該当します

  • Virtual Boxの他に、Hyper-Vもインストールしている
    どうしてもVirtual Boxがいい場合は、Hyper-Vをアンインストールしてください・・・
  • Intel仮想化技術(VT-x)が有効になっていない
    BIOS設定で有効化させましょう

f:id:bfx62324:20190711174227p:plain

Hyper-Vアンインストール手順はこちらに記載しています

 

www.hitoriit.com

 

 起動時に、Windows 1903のインストールISOイメージをマウントさせていない場合は次の図のようなメッセージが表示されます

f:id:bfx62324:20190712110932p:plain

 

Windows 10 1903インストールイメージを選択して、「起動」をクリックしてください
※自動的にWindows 10インストール画面に移動します 

f:id:bfx62324:20190712110949p:plain

 

Windows 1903インストール手順

 仮想マシンを起動させ、Windowsインストーラーが起動すると以下のようが画面になります

インストール言語は「日本語」を選択して「次へ」をクリックします

f:id:bfx62324:20190712111127p:plain


「今すぐインストール」をクリックします 

f:id:bfx62324:20190712111249p:plain

 

ライセンス認証用のプロダクトキー入力画面が表示されます
ライセンスキーをいま入力してもいですし 「プロダクトキーがありません」をクリックしてこのステップをスキップしても大丈夫です(あとでプロダクトキーは入力できます) 

f:id:bfx62324:20190712111343p:plain

 

インストールするOSを選択してください
今回は「Windows 10 Pro」を選択して「次へ」をクリックします 

f:id:bfx62324:20190712111651p:plain

 

初回インストールの場合には、「カスタム:Windowsのみをインストールする(詳細設定)」をクリックします 

f:id:bfx62324:20190712111730p:plain

 

インストール先のドライブ(HDD / SSD)を選択してパーティションを作成していきます
空の仮想HDD「ドライブ0の割り当てられていない領域」を選択して 「次へ」をクリックします

f:id:bfx62324:20190712111759p:plain

 

 すると、インストールが開始されます(非常に簡単ですね!!)
このまましばらく待ちましょう

f:id:bfx62324:20190712111829p:plain

 

 自動的に再起動が走ります
再起動完了後、初期セットアップが開始させれます

 

Windows10 1903の初期セットアップ

お住いの地域「日本」を選択して「はい」をクリックします

f:id:bfx62324:20190712112731p:plain

 

キーボードレイアウトは「Microsoft IME 」を選択して「はい」をクリックします 

f:id:bfx62324:20190712112753p:plain

 

2つ目のキーボードレイアウトを追加するかどうかを聞かれますが「スキップ」をクリックします

f:id:bfx62324:20190712112817p:plain

 

 次に、ネットワークの初期化が始まります(少しだけ待ってください)

f:id:bfx62324:20190712112921p:plain

DHCPで接続可能な環境であれば、そのままネットワーク初期化が完了します 
DHCPでIP付与できない環境なら、固定IPアドレスを設定してください

利用シーンを指定してください
検証用となどで社内でLANに接続しない場合は「個人用に設定」で大丈夫です 

f:id:bfx62324:20190712113002p:plain

 

 Microsoftアカウントでサインイン画面が表示されます
マイクロソフトアカウントを持っていない(ローカルアカウントで使用したい)場合は、「オフラインアカウント」をクリックしてください

f:id:bfx62324:20190712113259p:plain

 

代わりにMicrosoftにサインインしますか?と聞かれますが、ここでも「いいえ」をクリックします 

f:id:bfx62324:20190712113351p:plain

 

 PCのローカルアカウントの作成画面が表示されます

ローカルアカウントで作成したいアカウント名を入力して「次へ」をクリックします

f:id:bfx62324:20190712113420p:plain

 

パスワードを入力してください 

f:id:bfx62324:20190712113450p:plain

 

 複数デバイス間でブラウザ閲覧履歴などを共有したい場合は「はい」をクリックしてください
今回は不要なので「いいえ」をクリックします

f:id:bfx62324:20190712113614p:plain

 

 ここまでで手順は完了です

準備中ですの画面がしばらく表示され、待っているとセットアップが完了します

f:id:bfx62324:20190712113702p:plain

 

 Windows 10 1903のサインイン画面が表示されたら利用を開始してください

手順は以上です

関連記事です

 毎年たくさんの製品が生まれ、そしてサポート終了していきます 

www.hitoriit.com

 

 やはりWidnows 10のサポート期日をまず抑える必要があります

www.hitoriit.com

 

データベースサーバもぜひ抑えておきましょう

 

www.hitoriit.com

 

 以上です