S&P500連動の米国ETF SPYの上昇時の3倍のパフォーマンスを目標にするETFがあります
そのなもSPXLです
世界最大の運用金額を有するスパイダーの旗艦ETFであり、過去100年にわたって右肩上がりを続けてきた米国S&P500連動のSPYですら債権的なマイルドな値動きに見えてしまう・・・
そんな悪魔的魅力を持つSPXLの購入するべきタイミングについて記載します
悪魔的魅力を持つ現物米国ETFといえば、SPXL
過去100年にわたって成長を続けてきた米国、現在も世界一です
が、ただ経済規模と軍事力が世界一なのがすばらしいのではありません
最も優れたところは過去100年にわたって株価も成長を続けてきたという点です
S&P500の歴史をチャート共に振り返ってきましょう
- 1979年: 108.6
- 2019年: 2847.1
と、現在は1979年に対して28倍ほどの株価になっています
「1979年に100万円分のS&P500を保有していれば、今頃2,800万円に膨らんでいる」
それがS&P500であり、S&P500連動のSPYだったりします
(引用:google.com)
一方で、DIREXION SHS ET/DAILY S&P 500 BULLまたの名をSPXLと呼ばれるETFがあります
SPXLは前述のSPYの3倍の上昇パフォーマンスになるように設計されたETFです
驚くべきはそのパフォーマンスで、この10年間の比較だけであれば
- SPYが188%成長
- SPXLが1200%成長
しています
SPXLを100万円分購入し、過去10年保有していればたった10年で1200万になっている計算です
これだけのパフォーマンスを発揮しつつ、500社の株式に分散している点から早期に資産形成したい人にとってはつい手を伸ばしてしまう悪魔的魅力を持っています
そのSPXLを購入するタイミングはいつなのか
前述の図を見た通り、非常に値動きの大きいETFです
一方で500社の株価に分散しているので特定企業にフルベットするよりははるかに安全です
定期的に積み立てるよりもチャートをたまに見つつ、指値で購入するのがいいのではないかと思っています
SPXLはその特性上、株価下落時の下落幅も大きいです
すなわち、わかりやすく株価が落ちたタイミングで購入することで「高値づかみ」を避けられると考えています
私は、以下ルールに則って購入することとしています
- 10%下がったら、1,500ドル分SPXLを購入
- さらに10%下がったら、1,500ドル分SPXLを追加購入
つまり、52週最高値に対して20%下がったらSPXL1,500ドル分追加購入 - さらに10%下がったら、1,500ドル分SPZLを追加購入
つまり、52週最高値に対して30%下がったらSPXL1,500ドル分追加購入 - さらに10%・・・
- 合計50%下がったら、全財産の半分を投入する
購入方法は以下を参考にしてください
売却のタイミングをいつにするべきか
意外とこれは難しいですが、SPXLの値動きを見ていただければ
- 継続して最高値を更新し続ける期間
- 上下動しつつボックス内で変動する期間
の2パターンがあることがわかります
さて、2018年ー2019年はそのどちらでしょうか?
答えは未来も含むのでわかりませんが、多分「上下動しつつボックス内で変動する期間」ですね
ということは「安い時期に買って、高い時期に売る」という基本を守るべく
- 購入タイミングは前述の通り(52週最高値と10%下落につき購入)
- 52週最高値更新のタイミングで売却
がベストでしょう
売却して現金化したドルは
のどちらかに振り分けておけば良いでしょう
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ルールに則り、先日1500ドルほどを購入しています
SBI証券であれば、こちらの購入方法を参考にしてください
円をドルに両替する方法は、SBI証券&住信SBIネット銀行の合わせ技が非常に効率的です
以上です