Oracle Cloudを開設したらまず最初に必要なのは「ネットワークの作成」です
インターネットに接続する/しない・社内VPN接続する/しない に関わらず、 VMインスタンスまたはデータベース(Autonomous Database)作成してもアクセスするためにはまずネットワークが必要です
ここではそのOracle Cloud仮想クラウドネットワークの作成について記載します
仮想クラウドネットワークの作成手順
Oracle Cloudサインインページにもちゃんと表示されている「仮想クラウド・ネットワークの作成」です
メニューからたどる場合は
「ネットワーキング」→「仮想クラウド・ネットワーク」を選択してください
仮想クラウド・ネットワークの画面が表示されています
アカウントを開設したばかりの場合は、以下図のように画面左部分には「アイテムが見つかりませんでした」と表示されます
ここで「仮想クラウド・ネットワークの作成」をクリックします
仮想クラウド・ネットワークの作成画面が開始します
まず、「仮想クラウド・ネットワーク」の名前を入力しましょう
日本語名でもいいんでしょうけれども、私は原則半角英数にしますね
今回は「CloudNet001」とします
仮想クラウドネットワークを作りますが、大きなサブネットのような塊を今回は指定します
クラウドは得てして大きなサブネットの中に、小さなサブネットを作成して、実際は小さなサブネットの方に各VMをつなぐイメージを採用しています
今回はシンプルに作成したいので
このようにすすめます
最後に、「仮想クラウド・ネットワークの作成」をクリックします
そうすると仮想ネットワークが完成します
このコンパートメント内にVMなどが接続するための実際のサブネットを作成して行きます
まず、「サブネットの作成」をクリックします
サブネットの名前を入力します
更に、実際のサブネットになるネットワークを今回は26ビットで作成します
- サブネットタイプ: リージョナル
- CIDRブロック: 実際作りたいサブネット
ルート表を選択します
まだ何も作っていないので「Default Route Table for CloudNet001」しか選べません
が、これはなんの設定も入っていないルーティングテーブルみたいなものです
したがってデフォルトゲートウェイも入っていないのでここから外にアクセスする場合にはこのあたりの設定変更が必要ですが、一旦はこのデフォルトのままでOKです
サブネットアクセスも「プライベート・サブネット」にしておきましょう
今回は外にアクセスする必要がないネットワークを作りたいので
DHCPオプションもデフォルトのものを指定しておきましょう
ここまで設定を確認して「サブネットの作成」をクリックします
すると、サブネットが作成されます
以下のように画面表示されていればOKです
基本これでOKです
参考:ネットワークオプションの確認方法
いくつかのネットワーク設定でデフォルトを設定しましたが「デフォルトって何?」となるので一応確認しておきます
ルート表の確認
ルート表 を選択すると「Default Route Table for CloudNet001」が確認できます
中身を確認すると「何もありません」
ここはルーティングテーブルみたいなもので、何もない=ルーティングしない ですね
デフォルトではどこにもいけませんという意味です
セキュリティ・リストの確認
「セキュリティ・リスト」→「Default Security List for CloudNet001」を確認します
イングレス(内→外) ですね。
エグレス(外→内)です。「DENY ALL」です
関連記事です
Oracle Cloud開設をしてみてください
Always Freeという永久無償があり、データベース2つと2VMが永久無償利用kな王です
Oracle Cloudアカウントを開設したらまず最初に二要素認証を設定しましょう
以上です