こしぞーのひとり情シス

Windows/仮想化の小規模環境を運用するリーマンの日々を綴っています。

[Oracle Cloud]OCPUの考え方(オラクルクラウド)

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ラククラウドを使用しているとCPUコア数のスペックに「OCPU」と記載されています
そのままだと勘違いしやすいのですが、1OCPU = 2コア である点を念頭に置いて後述の記載をご確認ください

OCPU = Oracle Computing Unit

です。
1OCPU は、2vCPU と同じで、OCPUはハイパースレッド分を含んだものになります

Oracle Public Cloud で計算能力を表す仮想的な CPU 能力で、Xeonプロセッサー1コア分と同等の能力に換算したものになります。 ざっくり 1 OCPU = 1 物理コア と思っていただければOKです。
ハイパースレッド分を考慮して、Xeonプロセッサー1コア=2vCPUに相当するため、1OCPU = 2vCPUで、OSから見ると 2プロセッサ あるように見えます。

AWS vCPU と Oracle OCPU は同じ?

Amazon AWSのvCPUと同じ? という話に良くなりますが、同じではありません
AWS 2vCPU = Oracle 1OCPU と計算するのが正解です

1 vCPUはハイパースレッドONの状態のOSからみた1プロセッサ分です。
したがって、AWS 1vCPU = 0.5 OCUですね。つまり、AWS 2 vCPU = 1 OCPU ということになります。

AWSにおいてはOracle製品BYOLのライセンスを計算単位もあります。
Oracle製品に関しては、 1仮想コア = 2 vCPU ですので、 1 OCPU = 1 仮想コア = 2 vCPU となります
したがって、AWSOracle Cloudの比較においては、AWS 2vCPU = Oracle 1OCPU と計算する

Oracle発行の参考情報一覧

Oracle Processor Core補足資料
Oracle Cloud上で動作するOracleライセンス製品について記載

https://www.oracle.com/assets/processor-core-factor-table-070634.pdf
http://www.oracle.com/us/corporate/contracts/processor-core-factor-table-070634.pdf

更に上記の補足資料(日本語)

https://www.oracle.com/assets/procr-core-factor-table-suplmnt-jp-3304645-ja.pdf

一般的なOracleソフトウェア製品のコア係数について

マルチコアプロセッサ利用時の必要ライセンス例 | Oracle 日本

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OCPUの考え方は、Oracle CloudのComputeリソース(VMインスタンス)とAutonomous Database(Oracle DB Managed Service)のおいて基本的な考え方になっているので本記事の内容を念頭に置きつつ各サービスを利用してください

www.hitoriit.com

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以上です