Oracle Cloud Always Freeの仮想マシンスペックについて記載
無償利用枠の仮想マシンスペック
無償枠の仮想マシンは「VM.Standard.E2.1.Micro」です
- 1/8 OCPU
- 1GB メモリ
- 1パブリックIPアドレス(&480MBps)
正式情報は下記のとおりです
Details of the Always Free Resources
https://docs.cloud.oracle.com/iaas/Content/FreeTier/resourceref.htm
(docs.cloud.oracle.comより)
Details of the Always Free Compute instance
Shape: VM.Standard.E2.1.Micro
Processor: 1/8th of an OCPU with the ability to use additional CPU resources
Memory: 1 GB
Networking: Includes one with one public IP address and up to 480 Mbps network bandwidthOperating System: Your choice of one of the following Always Free-eligible operating systems:
Oracle Linux
Canonical Ubuntu Linux
CentOS Linux
正式情報をよく確認してご利用してください
Oracle Cloud
Oracle Cloudには、常に利用できる無償サービスがあり、Free Tire(無償ティア)といいます。
(oracle.comより)
Oracle Cloudの無償ティアの発表は2019年のOracle Open Worldで行われました
米国Oracle CTOのラリー・エリソンから基調講演の目玉トピックの一つとして発表をされたわけですが、Oracle Databaseが低スペックながらも無償で利用できるしかもクラウドでとあって、大きな反響を読んでいました
特にこれから普及を目指す日本では反響が大きかったようです。東京リージョンは発表以来無償枠の利用が非常に活気づいているようです。クラウドはアカウントさえ解説させればあとは利用者が勝手にノウハウを蓄積してくれる傾向があるのでオラクルクラウド界隈のコミュニティの状況には今後チェックしておいたほうが良さそうです。
(oracle.comより)
無償ティアとして
- Oracle Autonomous Database(Oracle Database Enterprise EditionのManaged Service)2インスタンス
- 仮想マシン2インスタンス(スペックは本ページ上部に記載)
- これらが今後永久に無償利用可能
が提供されています
何よりOracle Database(Autonomous Database)が大きいですね。Oracle Databaseの学習用としても、開発用としても使えます
大学の研究者なども改めて利用し始めるという傾向があるかもしれません
今ではOracle DatabaseはレガシーITの象徴としてわりとベテランエンジニアがオラクルを利用しているイメージになりつつありますね
若い人は大学生の時点でAWSがあったでしょうしクラウドが当たり前(まさにクラウドネイティブ)の世代です
将来のITを担う学生たちにできるだけたくさん利用してほしい
オラクルとしてそう考えているのであれば今後も期待できます
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Oracleクラウドへの移行はOracle Zero Downtime Migration(Oracle ZDM)というツールが有るようです
エンタープライズ向けのデータベースなのでこういった移行ツールは必須ですね
Oracleクラウド無償枠を使って資格の勉強をするのもいいでしょう
2019年12月現在再試験無料キャンペーンを実施中です
以上です