まさしくケタ違いとしか言いようがないFacebook個人情報流出の報道です
いや待てよ・・・2億だなんてひと桁どころの話じゃなく、二桁も三桁も違うんでは・・・ですよね
Facebookから2億6000万人分の個人情報流出の報道
衝撃的な報道ですね
少なくとも2億6700万人分の
- 氏名
- Facebook ID
- 電話番号
がアクセスできる状態であったと報道されています
アクセスできる状態であった = 流出している と考えて全く問題ないです
が、どこまで流出したのか・どれだけ沢山の人が盗み出したのか がわかっていない状態のようですね
金庫の鍵がしばらく空いた状態になっていたということでしょう
Facebookは、実名登録制であり氏名も本名であること・電話番号も本物であること・知り合いもリアルなものであることから情報の純度も高い点も見逃せません
2億6700万人とは
2億6700万人とは・・・
- アメリカ合衆国の総人口3.2億の、83%と同じ数
- ドイツ+イギリス+フランス+イタリアの合計人口2.7億と、ほぼ同じ数
- インドネシア人口2.6億と、ほぼ同じ数
- Facebook全利用者24億の、1割以上
- Facebook国内利用者2800万人の、9倍以上
と、途方も無い数です
LINEの全ユーザ数1億6000万人より圧倒的に多いです
- LINE全世界ユーザ数1億6400万人の、1.6倍以上
- LINE日本ユーザ数8100万人の、3倍以上
つまりLINEは全ユーザ数の個人情報流出してもFacebookには到底及ばないということです。
これはいかにFacebookがすごいかということの表れでもあります
Facebookの情報の純度の高さも見逃せない
Facebookは実名登録制で実生活関連の投稿も非常に多く、その人物像をとても良く表している点も見逃せません
- 氏名は、本名
- アカウント上の友達は、ほとんどが本当に知り合いでしかも中のいいケースが多い
- 実生活に近く、本人の顔や自宅、家族構成までわかるケースが多い
- 流出アカウント数 = 実際の人数と考えていい
アカウントの確認方法が厳格で、Twitterのように一人の人間が多数作成しているということがないから
とにかく純度が高いんです
LINEやYahooには到底ここまで出来ないでしょう。全く足元にも及ばないです。
流出ユーザ数もそのユーザの情報信憑性も圧倒的にフェイスブックが凌駕していると言えます
とにかくこれから訴訟合戦と罰金でしょう
EU圏のユーザも多数含まれるでしょうし、GDPR的にも黙っていないでしょう。
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