Oracle Databaseの資格・Oracle Master 認定資格を取得を目指そうとされる方は多数いらっしゃるかと思います。
Oracle Master のDatabase認定資格のうち最上位のPlatinumを保有していればフリーランスとして活動を行うことも視野に入ってきます。非常に実用的な資格ともいえますね。
一方で業務経験なくOracle Master Platinumを保有することは非常に困難です。
(出典:oracle.com)
資格の学習には検証を行う環境が必須です
Oracle Databaseの認定試験は実はEnterprise Editionが前提です
それどころかEnterprise Editionのオプション機能すらまるで当たり前のように試験範囲に含まれ、出題されてきます。PartitionもCompressionもDiag / Tuning Packも当たり前のように出てきます。
その環境を自腹で用意することは到底出来ませんし、そもそもマシンがないですよね。
そのマシンをOracle Cloudであれば手に入れることができます
なんといってもOracle DatabaseのEnterprise Editionとほとんどのオプション製品が使い放題である点が見逃せません
しかもクラウドで利用できるということはPCとWebブラウザさえあればあとはなんにも必要としません
- クレジットカードを保有してアカウント開設
すればいつでもどこでも利用可能です。
しかもOracle CloudならOracle Databaseが無料で利用できる(しかも永久に)
検証環境さえ整えば、+参考書で百人力
試験勉強をやるにあたっていちばん大変なのが環境を準備するということです
Windows Serverであっても以前は準備に一苦労しました。Windows Serverは評価版が用意できたとしてインストールするサーバが無い・・・。
この状況を変えたのがVMware Serverに代表されるPCにインストールする仮想化ソフトウェアでした。いつしかESXiなどのハイパーバイザー型の仮想化ソフトウェアも登場し今や仮想化ソフトウェアなしでは世界が回らないと言っていいでしょう
一方でOracle Databaseは仮想化ソフトウェアだけがあってもそう簡単に用意できませんでした。つまり仮想マシンを用意して、Windows/Linuxをインストールして、 更にOracle Databaseをインストールする必要があったんです
がいまでは、クラウドのアカウントを解説しさえすればOKです
あとは参考書などを購入して、しっかり勉強すれば大丈夫でしょう
Oracle Database 12c Bronzeを合格するには、いわゆる白本がいいでしょう
説明が丁寧なことと、わかりやすいことから個人的には白本さえあればなんとかなるんではないかと思ってます
問題はSilverです。Oracle Database 12c Silverは黒本しか無いんですね
しょうがないので黒本を活用するか、11g時代の白本を参考書とするほかありません
環境さえあればあとは充実した解説を参考書から得られればいいので考えようによっては白本でも十分かもしれませんね
試験対策
教えるほどOracle Masterに熟練しているわけではありませんが、多数の認定資格に合格してきた経験から
- まずは検証環境で触ってみる
参考書の操作をそのまま実践する 写経 でOKです - 参考書の問題集を3周以上解いて、問題と回答のセットを暗記するくらいまで準備する
の2つを行っていればよほど難しい試験でない限りはいい線までいけます
まず参考書のとおりに検証環境で触ってみる
私は写経と読んでいます。参考書の丸写しをするということです。これが本当に重要。細かなコマンドやファイルパス、エラーメッセージなんかも経験しておけばあとの暗記が非常にはかどります
問題集の問題と回答のセットを丸暗記する
資格試験なんで、机上の勉強でOKなんです。実践を伴っていないスキルを毛嫌いする人もいますが、資格はあくまでインプットです。丸暗記でいいんです。問題集に出てくるような質問は「試験に出やすい=必要とされる」ケースが多いんです。パターンは丸暗記するに限ります
あくまで私の場合は・・・ですがこれで
全て合格してきています
丸暗記した知識が後で役に立つので本記事で手に入れた無償Oracle Database環境をしこたま活用して自分のスキルを高める方向に持っていきましょう。
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以上です