こしぞーのひとり情シス

Windows/仮想化の小規模環境を運用するリーマンの日々を綴っています。

[Gen10]HPE ProLiantサーバ動作保証OS(DL20 Gen10のサポートOS)

HPE ProLiantサーバにて動作がサポート(保証)されているOSを一覧表示するページです
記事後半には公式ページにて確認する方法も記載します

DL20 gen10 はHPE ProLiantサーバのエントリーモデルです、上位モデルとしてDL160 / DL180 が存在し更に上位にモデルにDL360 / DL380が存在します
DL20はラックマウント型サーバとしては安価なモデルで「正直止まっても大きな問題はない」サーバとして利用します

  • DL20 gen10は冗長電源可能。だが、電源故障時の交換作業はサーバの停止が必要
  • DL20 gen10は冗長ファン可能。だが、ファン故障時の交換作業はサーバの停止が必要

といったところからハードウェア障害時に直ちに停止することはないが交換作業を行うタイミングではサーバの停止が必要になるため24時間無停止のシステムが必須の場合には採用できません
逆に夜間ならいつでも停止できるよということであれば24時間保守締結してDL20 Gen10を利用するというのは大いにありです

一方で同じDL360 / DL380と同等のCPUも搭載可能なので性能はDL360 / DL380と変わらず、安心して利用できるサーバとして非常に人気の高いモデルです

DL20 Gen10 サポートOS一覧

OS サポート可否 備考
Windows Server 2019 Essentials / Standard / DataCenter 全てOK
Windows Server 2016 Essentials / Standard / DataCenter 全てOK
Windows Server 2012 R2 非サポート
Windows Server 2012 X 非サポート
Windows Server 2008 R2 X 非サポート
Windows Server 2008 X 非サポート
Windows Server 2003 R2 X 非サポート
Windows Server 2003 X 非サポート
OS サポート可否 備考
RHEL8 ○(8.0以上)
RHEL7 ○(7.5以上ならOK)
RHEL6 X
OS サポート可否 備考
ESXi 6.7 U0/ U1 / U2 / U3 サポート
ESXi 6.5 ○(6.5 U2 / U3のみ) 6.5 U0 / U1 は非サポート
ESXi 6.0 X 非サポート
ESXi 5.5 X 非サポート
ESXi 5.1 X 非サポート
ESXi 5.0 X 非サポート

DL20 Gen10の利用用途

「停止しても良いサーバ&物理サーバ」が DL20 Gen10 のメイン用途です

  • 監視サーバ
  • 管理サーバ
  • (人数の少ない)支店用のサーバ

などですね
印刷用など直接の業務が停止しないようなサーバでもいいと思います

Hinemos / Zabbix などの監視サーバは用途として向いています。監視サーバが停止すると監視サービスが停止してしまうのですが、監視サービス停止=業務停止ではないので平日日中帯でも夜間帯でも監視サーバなんかはメンテナンスできるサーバです
また、vCenter Server / Oracle Enterprise Manager などの管理サーバも用途として向いています。仮想化基盤やDB基盤停止は業務停止に直結しますが、その管理サーバ停止だけであれば仮想化基盤やDB基盤が停止することもなくサービス影響はありません。管理サーバも時間さえ調整すればメンテナンスできるサーバです

HPE ProLiantサーバ動作保証OS確認方法

確認は非常に簡単です
以下URLから対象となるOSと機種からサポート可否を確認してください

https://support.hpe.com/hpsc/doc/public/display?docId=emr_na-c02735148

URLにアクセス「HPE ProLiant サーバー - OS対応状況の確認方法」して、調べたいOS(図ではMicrosoft Windows Server)を選択します

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調べたいOSと機種を選択します

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以下のように対象機種とOSサポート一覧を確認して、動作保証されるかされないのかを確認可能です

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上図のように、レ点チェックが入っていれば原則OKです

Linuxのみ、「RHEL7.3」などのように、7.x のバージョン毎に動作保証がされています
「Minimum Operating System Requirements Matrices」のリンクを確認して必ず正確な情報を確認するようにしましょう

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こちらの情報はオープンなため保守契約を持っている必要もないしHPEパートナーである必要もないです

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