HPE ProLiantサーバにて動作がサポート(保証)されているOSを一覧表示するページです
記事後半には公式ページにて確認する方法も記載します
ML110 gen10 はHPE ProLiantサーバのエントリーモデルです、上位モデルとしてML350 やラックマウント型DL360 / DL380が存在します
ML110 gen10 はタワー型サーバとしては安価なモデルで「正直止まっても大きな問題はない」サーバとして利用します
タワー型のため設置場所にラックを用意する必要がなく、オフィスルームにも設置することが可能なサーバとして小規模事務所などで利用されることを想定して作られています
データセンターに設置するたぐいではないので24時間稼働はしても、サーバ停止が業務停止に直結しないサーバによく利用されていますね
ML110 Gen10 サポートOS一覧
- Windows Server
OS | サポート可否 | 備考 |
---|---|---|
Windows Server 2019 | ○ | Essentials / Standard / DataCenter 全てOK |
Windows Server 2016 | ○ | Essentials / Standard / DataCenter 全てOK |
Windows Server 2012 R2 | ○ | すべてOK |
Windows Server 2012 | X | 非サポート |
Windows Server 2008 R2 | X | 非サポート |
Windows Server 2008 | X | 非サポート |
Windows Server 2003 R2 | X | 非サポート |
Windows Server 2003 | X | 非サポート |
OS | サポート可否 | 備考 |
---|---|---|
RHEL8 | ○(8.0以上) | |
RHEL7 | ○(7.6以上ならOK) | |
RHEL6 | X |
OS | サポート可否 | 備考 |
---|---|---|
ESXi 6.7 | ○ | U0/ U1 / U2 / U3 サポート |
ESXi 6.5 | ○ | 6.5 U0 / U1 / U2 / U3 サポート |
ESXi 6.0 | ○(U3のみ) | U3以外は非サポート |
ESXi 5.5 | X | 非サポート |
ESXi 5.1 | X | 非サポート |
ESXi 5.0 | X | 非サポート |
ML110 Gen10の利用用途
「停止しても良いサーバ&物理サーバ」が ML110 Gen10 のメイン用途です
- 監視サーバ
- 管理サーバ
- (人数の少ない)支店用のサーバ
などですね
印刷用など直接の業務が停止しないようなサーバでもいいと思います
各支店に配置するファイルサーバなどの用途でもOKです
HPE ProLiantサーバ動作保証OS確認方法
確認は非常に簡単です
以下URLから対象となるOSと機種からサポート可否を確認してください
https://support.hpe.com/hpsc/doc/public/display?docId=emr_na-c02735148
URLにアクセス「HPE ProLiant サーバー - OS対応状況の確認方法」して、調べたいOS(図ではMicrosoft Windows Server)を選択します
調べたいOSと機種を選択します
以下のように対象機種とOSサポート一覧を確認して、動作保証されるかされないのかを確認可能です
上図のように、レ点チェックが入っていれば原則OKです
Linuxのみ、「RHEL7.3」などのように、7.x のバージョン毎に動作保証がされています
「Minimum Operating System Requirements Matrices」のリンクを確認して必ず正確な情報を確認するようにしましょう
こちらの情報はオープンなため保守契約を持っている必要もないしHPEパートナーである必要もないです
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IT業界には叩いていい存在というものがあり、無条件にディスってもお咎めなしな存在ということです
一方でこれらはなくてはならないものの代表でもあります
以上です