こしぞーのひとり情シス

Windows/仮想化の小規模環境を運用するリーマンの日々を綴っています。

VMware仮想化基盤 基本設計書(基本設計書を8,000円で販売します)

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仮想化基盤の設計書って皆さんどうしているでしょうか??

高額な費用を導入ベンダーに払って書いてもらっていたりはしませんか?
導入ベンダーがそのまま運用まで行ってくれるのであればそれでもいいでしょう
けれど導入プロジェクトが完了したら導入ベンダーはさようなら~といった状況であれば設計書はひとり情シスであれ、自社で記載したほうがいいと思います

なにより「システムを一番長くさわる(運用する)のは自分」なんです

導入ベンダーに任せてしまうと、なんとなくいい感じの設計書はてにはいりますが

  • 導入プロジェクトが期日通りに完了するように
  • 請負範囲を超えない(あまり作業しないで済む)ように
  • 楽に構築できるように

どこか恣意的な要素が入って設計書が書かれてしまうものです

というわけで設計書は自分で書きましょう!!
テンプレートはこちらのURLから入手いただくことも可能です

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仮想化基板設計書を自分で書こう

設計書を自分で書く・書かないの前に、そもそも設計書とは何なんでしょうか?

仮想化基盤設定項目(パラメータ)は非常にたくさんあるのはご存知ですよね。導入ベンダーが納入するパラメータシート一つをとってもとてもたくさんの設定項目が存在します。
多数のパラメータが「どういった理由でそのあたりになっているのか」の方向性を指し示すもの = 設計書 です

一つのITシステムインフラを理由もなく導入しないですよね。何千万~数億のお金を必要とするシステムです。そしてそのインフラシステムを5年以上かけて運用していくことになるので、自社の環境や自社の用途や自社が基盤購入する理由、自社のネットワーク構成すべて把握した上で、予算内で「ちょうどいい」システムを設計してくのは、社外に席をおく導入ベンダーではありません

他ならぬ自社ITシステム要員が決めるべき項目です

私もひとり情シスとして日々運用に比重多いた多忙な生活を送っていましたが、設計書(特に基本設計書)は今後5年間を決めると言っていいドキュメントであり、今後5年を責任持って運用する人間こそが書くべきであると私は考えています。

というわけで、仮想化基盤の基本設計書は自社要員で書きましょう 

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書くためのテンプレートはよそから調達するということでも構いません、お手本的なドキュメントさえあればあとは自社ようにカスタマイズすることはとてもかんたんです。

もし私が導入ベンダーの立場であっても、お客様が基本設計書を独力で書かれていると聞いた日にはとても安心します。
「ああ、この人は今後5年間をとても真剣に考えているんだな。自分もちゃんと仕事しよう」
ときっとなるはずです。

そうなればきっと導入プロジェクトも成功するでしょう
なんと言っても新しい基盤で必要な要件を顧客側からきちんと説明できるんですから。

設計書の書き方(書き方がわからないけどどうやってすればいいの?)

問題は「書き方がわからない」という点です
そうするとITのプロたる導入ベンダーに作成を依頼したくなる気持ちもわかります

ですが、ちょっとまってほしいです
仮想化基盤の基本設計書で書くべき内容は「ほとんど決まっている」 んです
そう、まるでテンプレートのように

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(基本設計書 内の一例。書くべき内容はほとんど決まっている一方で、何を書けばいいのかがわからない人向けに作っています)

書き方さえわかってしまえばこっちのものです
若手に設計書を書かせて経験値アップをさせてもいいでしょう
実際、設計書を書くにあたって膨大な知識量を必要とします。ベテランITスタッフなら難なく理解できる内容が、経験の浅い若手エンジニアであれば膨大な調査時間を要します。正直言って現在ほど検索技術が発達した世の中でもそうかんたんに設計を書くレベルの情報ソースを短時間でWebから入手することは困難でしょう。

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(基本設計書 内の一例。時折図を用いて説明をしています)

その若手に指示を出すにあたってもテンプレートの設計書さえあればなんとかなってしまう気がする(というか必ずなんとかなる)と私は考えています。

今回そのテンプレートをまとめています。  

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例えば、仮想化基盤におけるネットワーク構成の説明一つとってもそうです。
適切なトレーニングを受けていたり、または多数の仮想化基盤構築経験を持っていれば難なく理解できている仮想スイッチイメージですが、一般企業の情シスできちんと理解できている人がどれほどいるのかと疑問に思います。
私はそう多くないと思っています。

一方で、以下のような図を用いたテンプレート設計書があれば理解も深まるのではないでしょうか

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(基本設計書 内の一例。仮想スイッチのイメージを図を用いて説明をしています)

 

上位エディションを利用する場合に欠かせないDRS / アフィニティルールです
日々運用に追われ、片手間でシステム導入を担当するシステム担当者レベルでこういった情報を正確に理解をして図示できるスキルを得るまでには膨大な時間がかかりすぎて大変です。

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こういった手間をテンプレート設計書で済ませてしまう

いわば時間をお金で買うという感じですね 

設計書 目次 のみ参考にするという方法も用意しています

 場合によっては「目次のみ」でOKという方もいらっしゃるかもしれません

そういった方はこちらをどうぞ

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以上です