こしぞーのひとり情シス

Windows/仮想化の小規模環境を運用するリーマンの日々を綴っています。

vSphere 7 マニュアル(ESXi7.0 / vSphere 7.0 のドキュメント)とリリースノート

vSphere 7.0 がリリース発表されました
まず最初に確認するのがマニュアルとリリースノートでしょう

vSphre 7.0 マニュアル(ドキュメント)

ESXi 7.0 と vCenter Server 7.0 のドキュメントは同じ場所においてあります
以下URLを参照してください

VMware vSphere のドキュメント

f:id:bfx62324:20200424115155p:plain
(出典:docs.vmware.com)

vSphere 7.0 リリースノート

※現在リリース前のため6.7のマニュアル確認方法を記載します

リリースノートは、ドキュメントの

  • 「vSphere 7.0」→「ESXi and vCenter Server」→「リリースノート」

から確認可能です

f:id:bfx62324:20200424115229p:plain

新機能一覧サマリ

  • Quick Boot(クイックブート:これはvSphere 6.7から利用可能になっている)
    ESXiホストの再起動の高速化が可能になる。これはESXiのBIOSレベル再起動ではなく、OSレベル再起動をソフトウェア的に実装したためBIOSレベルの初期化(これまで大きな時間を要していた)が不要になることが理由
    Quick Bootに対応しているサーバ機種があるため、対応機種でない場合は従来と同じ所要時間での再起動
  • Storage : NVMeサポート
    NVMe
  • GPU / FPGAなどのHWリソースがVMに柔軟に取り付け・取り外し可能になる
    これにより物理HWを利用するVMであってもvMotion
  • Virtual Hardware 17
    Guest Watch Dogsという機能で、仮想マシンの状態(OS自体やアプリのプロセスが正常稼働しているかなど)をより精密に確認できるようになっている
  • DRS + vMotion
    DRS: vMotion:高速化、ダウンタイム最小化、巨大VMに対応、

vCenter Server 7

  • vCenter Server Applianceのみの提供(Windows上のvCenter Serverは提供なし)
    vCenterサーバーをデプロイする唯一の方法はPhotonOS Linux v 3.0に基づいてVMware社が開発・管理しているvCenterサーバーアプライアンス(VCSA)です。
    Webベースのインターフェースを介して展開と保守が行われるため、Linuxの知識はまったく必要ありません。これは、vSphere 6.0または6.5から変更されていません。
  • HTML5 WebベースUIのみの提供
    Flashベースのクライアントはもうありません
  • vCenter ServerはvCenter Server 6.5および6.7からのアップグレードをサポート
  • vCenter Serverアプライアンスのクリーンデプロイは、ESXiホストバージョン6.5以降でのみサポートされています。 ESXi 6.0にvCenter Server 7.0をデプロイすることはできません。
  • 外部Platform Services Controller(PSC)を備えたvCenter Serverアーキテクチャはなくなる
    vCenter Serverの以前のリリース(6.5または6.7)からのアップグレードプロセス中に自動的に組み込みPSC展開変更される様子

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