結論から書くと、Oracle Databaseの動作がサポートされているパブリッククラウドサービスは以下の通りです
- OCI : Oracle Cloud Infrastructure
- AWS : Amazon Web Services
- Azure : Microsoft Azure
上記クラウドサービス以外はライセンス違反になるのでご注意ください
Oracle Databaseが動作サポートされているクラウドサービス
今回のサポートの意味は、ライセンスポリシーの問題です
したがってサポートされない=保守サポートが受けられないではなく、ライセンス違反を指します
Cloud Service | 承認されたクラウド環境 | memo |
---|---|---|
OCI (Oracle) | ○ | |
AWS | ○ | |
Azure | ○ | |
IBM | x | ライセンス違反 |
GCP (Google) | x | ライセンス違反 |
国産クラウド | x | ライセンス違反 |
その他全て | x | ライセンス違反 |
承認されたクラウドサービス
承認されたクラウドサービスとして、「AWS」「Azure」が挙げられています
https://www.oracle.com/assets/cloud-lic-170290-ja.pdf
この2つのクラウドサービスは、ライセンス数のカウント方式も明記されていて注意事項もあるので一読しておいてください
- Standard Edition 2 / Enterprise Edition 両方OK
- Processorライセンス、Named User Plusライセンス共にOK
- ライセンスカウント方式あり
www.hitoriit.com
www.hitoriit.com - vCPUコア数上限があるため注意。一定以上のサイズのデータベースは作れない
Oracle CloudではなんでもOK!?
もちろんなんでもOKと言うわけではありませんし、Oracle CloudだからDatabaseライセンスが安くなる
参照ドキュメント
- クラウド・コンピューティング環境における Oracle ソフトウェアのライセンス
https://www.oracle.com/assets/cloud-lic-170290-ja.pdf - Oracle Databaseのライセンス見積方法を教えて下さい。
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私も現在はこういった組織の一員です
ポジションに空きがある限り基本的に通年採用しているので気が向いたら挑戦してみてください
個人的には企業の社内システムなどは AzureとOracle Coudでクラウド化するのが正解だと思っています
Office 365とADやファイルサーバはAzure、DBなどのシステム系はOracleを使って、両者を連携させる感じですね
以上です