コロナウィルス(Covid-19)の影響と言って差し支えないのですがマイクロソフトが2020年6月時点で「現在の公衆衛生状況に影響を受け」たお客様に対応する形で製品サポート終了日の延長を発表しています
https://docs.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/announcements/lifecycle-changes-eos-servicing-dates
本記事は2020年7月20日時点で確認した情報をもとに記載しています
対象製品
下記します
- Windows 10 1709:サポート終了日変更 ※対象エディションあり
2020年4月14日 → 2020年10月13日 - Windows 10 1809:サポート終了日変更 ※対象エディションあり
2020年5月12日 → 2020年11月10日 - SCCM 1810:サポート終了日変更
2020年5月27日 → 2020年12月1日 - Dynamics 365:サポート終了日変更
2020年10月 → 2020年12月 - Exchange Online 基本認証:無効化日を延期
- SQL Server 2019 / 2017 / 2016 SP2:累積更新プログラム(CU)リリース日延期
各1ヶ月ずつ延期
記載内容定期的に変わる可能性がるので定期的にこのページをウォッチする必要がありそうです。
発表を受けてその影響度合いを考える
特に大きなものはWindows 10 1809でしょう。次にWindows 10 1709の延期ですね
Windows 10 1709は家庭や一般オフィスで使われるHome/Pro Editionはすでに終了をしていて、大企業で使われるEnterpriseや組み込み系IoT Editionが今回の延期の対象です。よほど大きな企業やビジネス用途のWinodws機が対象になっているのでWindows 10 1709 Enterprise、Education、IoT Enterprise のサポート終了日終了が対象企業にとっては大きな安堵感を与えているでしょう。といっても対象組織をそう多くはないのかなと思ってます。
Windows 10 1809 は、家庭や一般オフィスで使われるWindows 10も対象になります(Home / Pro も含まれるため)。一般家庭はガンガンアップデートしていっているでしょうし今回は問題ないかとはおもいますが。オフィス用途はそうは行きませんね。
大企業であっても毎回機能アップデートに追随するのは大変ですし、1903/1909でのアプリやOS動作確認に目下対応中で、すべて済んでいない企業はきっとあったでしょう。
私の端末は幸い1809ではなく、もっと新しいWindows 10を使ってますが。Windows 10 1809を使っている大企業もまだまだたくさんあったでしょうし、この救済措置は非常に大きかったと思います
また記載内容定期的に変わる可能性がるので、継続ウォッチが必要ですね
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あとちょっとだけ起動を早くしたい時に使ってみてください。
今となっては有名な話ですが、Azure以外選択肢は「実質」ありません。実質という点が肝で、クラウドでも専用ホストと言った高額プランを選択する余地があればもちろんWindows10をクラウドでも使えますが、最適ではないことが明らかです。
以上です