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お客様を主語にして考える
ブランドビジネスができるマーケターを育成することが重要
お客様主語とは
- お客様のことを第一に考え、すべての判断基準をお客様に置く
顧客が「どういった商品を欲しているか」に一番の主眼をおくということだそうです
決して、「競合製品のないブルーオーシャンのエリアがここだから」という理由で商品を作らない
必ず、「顧客は何を欲しているか」を一人の顧客の深い理解にこだわり、作る商品が「メーカ側の都合で作りたい商品になっていないか?」を都度チェックする
かならず顧客が欲している商品になっているものを商品化する
これは大事ですね、ついつい
- 自社商品と重複のない商品を出そう
- 他社と競合していない商品を出そう
- 流行っているカテゴリの商品を充実させよう
- 既存の生産設備や販売網を前提とした商品を考案しよう
となりがちです。特に中間管理職(課長から事業部長手前のクラス)にありがちだと思います
本当に顧客が欲しい商品はなんだろうかを考え、そのためにクリアするべき課題を列挙することが重要だということなんだと思います
重要なのはこれをトップが明確に外部に発信していることですね
ついつい中間管理職が陥りがちな上記考えを撤廃するための一言が「すべての判断基準をお客様に置く」という端的な表現に現れています
ブランドビジネスができるマーケターを育成する
商品開発のためにマーケティングをするのではなく、自社ブランドを育成するためにマーケティングをし その先に商品を開発するという考え方です
自社ブランド育成失敗=全く商品が売れなくなる だから失敗したときのダメージは甚大です。でもそのリスク(資料では退路と記載)を断って圧倒的勝利をおさめることにこだわる姿勢を持てるマーケターがキリンの求める人材像であるということです。
という考えをしない(捨てる)ということですね
「ブランドビジネスができるマネージャーを導入し、ブランドビジネスができるマーケターを育成する仕組みを構築する」
大変勉強になりました
資料がわかりやすい
最後、本筋ではないですが。この資料本当にわかりやすいです
多分視点誘導が素直であること と 文字数のバランスが良いんでしょう
視点誘導の基本(左上から右下に読みすすめる資料が一番読みやすい)に従っていて、逆向きに読む必要がないことと、各スライドで箇条書きにするところ・文書で書くところの使い分けがキッチリされています
お手本になる資料でもあるということで、これも大変勉強になりました
以上です