(出典:blogs.oracle.com)
Oracle Database Standard Edition 2 でも利用可能なOracle社純正HAクラスタがリリースされました
- Oracle Database 19.7 (19c Release Update 7)以降 のみ対応
その製品マニュアルURLについて記載しています
日本語マニュアル
まだない(残念ながら)
- 今後に期待しよう
- 現段階(2020年5月時点)では英語版マニュアルを確認する必要あり
英語マニュアル
それぞれのURL(リンク先)は以下の通り
- インストールマニュアル・システム要件 Installing Standard Edition High Availability
- RAC・RAC Oneとの比較 Introduction to Oracle Clusterware
Oracle Database Standard High Availavilityについて
Oracle Database SE2 専用のHAクラスタということで静かにそのリリースが発表されていますが、いきなり主流になることは無いと思います
リリース時点ではクリーンインストールしてデータ移行をするというダウンタイムの多めな手順しか用意されておらず、既存Databaseのアップグレードもできないことからサーバリプレイス時などであれば活用できそうですが、既存Databaseのアップグレードには使えないです。
しばらくは製品マニュアルや各種ブログ、メーカー情報などから導入事例とともに総合的に判断することになりそうです
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現時点(2020年5月時点)ではOracle Databaseは19cでの導入を推奨しています
CDBアーキテクチャが今後必須になることもありますが、20cリリース以降も19cが長期サポートバージョンとして長く君臨できる皮算用が立っている以上、現時点では19cで導入して塩漬け運用またはタイミングをはかって20c以降にアップグレードでしょう
以上です