(Googleより引用)
少し前の出来事ですが、米国株式市場は史上最高値を記録しました
- S&P500 : 2914(8月29日)
- VTI : 150USD(8月29日)
史上最高値を記録したということは、8月29日以前に購入して保有し続けていた人は 全員利益が出ている・全員が儲かっている ということです
株式投資は(中期・長期投資に限って言えば)ギャンブルではありません この事実をどれだけ多くの人が認識しているかはわかりませんが
カジノや競馬や胴元が一定割合を手数料としてピンはねして、残りを参加者(ギャンブラー)全員で奪い合うゼロサムゲームに近いです(むしろマイナスサムゲーム)
儲かった人がいる一方で、同じ数だけ損をしている人が存在します
一方で株などの投資は、 全員が儲かっている状況 が普通に存在します
実際 米国株S&P500やVTIを購入して保有を続けていた人は8月29日時点では全員が儲かっていた状態 になっていました
まずこういった銘柄が存在し、特殊な銘柄ではなくアメリカ版日経平均のような指数銘柄が過去最高値を記録しているということを理解した上で適切な投資先を選定していきたいです
改めてS&P500の過去20年のチャートをGoogleより引用しますが、過去20年間何度も過去最高値を更新していることがおわかりいただけるかと思います
(Googleより引用)
あくまで過去であり、未来の保証ではありませんが、過去100年にわたって15年以上保有すれば年率4%以上(平均年率11%以上)の上昇があったというのが米国株式市場の強さだと思っています
私はこの過去の結果をベースにジュニアNISAで米国株式ETFのVTIを毎週1口ずつ購入してます
国がジュニアNISAによる金融教育を推奨している
金融庁のこちらのページに記載がありますが
ジュニアNISAの使い方として
- 進学や就職に向けての準備金
- 投資教育
を上げています
投資教育の何が大切かといういうと 複利の重要性 に気づけることだと思います
最近こういった記事が話題になり大変感銘を受けましたが、 複利 と 時間 の重要性だと思います
こちらのケースでは、購入すると毎月1%の分配金(配当)をくれる超優良銘柄をお小遣いに例えていますが、されど1%なので時間を掛けることでその複利の旨味がはじめて享受できるということを示してくれています
- 無駄遣いする子供になってほしくない(宵越しの銭は持たない的な)
- ギャンブルに没頭してほしくない
- 多重債務者になってほしくない
- 仮想通貨のような投機に人生一発勝負してほしくない
といった願いは誰しもあると思いますが、では
- お金を大事に銀行口座においておく大人に育ってほしい
かというと、それもちょっと違う気がしてきます
ベストは 複利と時間の重要性 に気づいて、「良い銘柄」に「長く(時間をかけて)」「コツコツ」投資をすることに自分で気づいてほしいなと思います
おそらく子供が大きくなる頃には現在と投資のトレンドは大きく変わっているでしょう
それでも私は過去100年にわたって上昇を続けていた銘柄にジュニアNISAを通じて投資をすることで私の息子に「良い銘柄」に「長く(時間をかけて)」「コツコツ」投資をすることの素晴らしさを教えたいなと思っています
子供の金融教育ってとても難しいと思います
料理やスポーツのように「やってみようか」と気軽になりませんし、正解もありません
料理やスポーツなら、レシピやうまくなるための手順もありますし実際に上達を肌で実感することもできます
金融教育にはそもそも正解もないので100点を取るとかそういった指標もなく、どこかとっつきにくい面があるのではないかと思います
そもそもある程度おとなになってからでないと理解できないですよね
金融教育を始める前に高校生くらいにアルバイトでもしてお金を稼ぐことの大事さと、自分で稼いだお金の使い方を学んでから始めるべきなんでしょうか
でもそれでは 時間が武器になる ことを教えることができません
子供が大学生くらいになったときに コツコツためて 時間を武器にした結果 こんなに成功したよと示すためにはその10年前から始める必要があるんです
私の子供が現在6歳なのでまさに今その始めるタイミングです
私は米国株VTIを中心としてジュニアNISAを運用しています
まだはじめて半年ですが、2018年9月現在で順調な状況です
VTIとはヴァンガード社ETFで米国株式市場全体を購入しているイメージです
個々の企業の業績が悪化しても影響を最大限に抑えられるように株式市場全体に分散している銘柄を私は好んで投資先に選定しています
VTIは時価総額が高い順にその比率で銘柄に組み込んでいるので、上位銘柄は皆さんのよく知る企業がずらり(Apple、マイクロソフト、Facebook、Google、Amazon)と並んでいます、米国株式市場の上場企業をほぼ網羅しているので有名企業であっても比率は2%ほどです
もし急にAppleの株が紙くずになったとしてもその影響は2%と非常に低いと考えればいいです
冒頭に述べたとおり、過去最高値を記録しているので利益が出ている状況です
利益自体は4万程と大きくはないですが、半年で4万円利益が出るのであれば現状は非常にいいペースと言えるでしょう
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ジュニアNISAのシステムの制約との上手い付き合い方について説明しています
途中で銘柄を入れ替えることができないデメリットはETFや投資信託が解消してくれます
現在息子は6歳で今年からジュニアNISAを開始して5か月半が経過しました
ジュニアNISAで大学入学資金をためるにあたり、3つの理由からVTIを中心とした米国株式(ETF)に投資をしています。
子供に株式投資というものがあること、お金を寝かせておくことより投資をすることを当たり前の世界に生きて欲しいのがあります
- 理由その1 子供に株式投資について興味を持ってもらうため
- 理由その2 「時間を味方につければ」確実性のある投資先があることを知ってもらうため
- 理由その3 分散をすることでリスク回避ができることを学んでほしい
以上