米国株式市場においてETFは非常にメジャーな投資先です
中でもS&P 500ベースのスパイダーSPYやヴァンガードVOOや、ヴァンガードVTI(Vanguard Total Stock Market ETF)はメジャー中のメジャーでS&P500においては過去平均リターンが6.8%で5年以上保有した場合は必ず利益が発生するという成長が確約されたかのような過去を持っています
過去の成績はあくまで過去であって、未来の保証は一切ないのですが、資本主義の王者米国においては成長スピードの程度差こそあれ平均的(S&P500の平均は6.8%/年)リターンは期待していいでしょう
2015-2017年の上昇相場は半ば異常なほどでしたので米国株界隈が少々過熱気味の印象を受けていますが、それでも上記の通り年4-5%ほどの成長は期待していいのではないかとおもっております
一方で、2018年は殆ど横ばいだったことも忘れてはいけません
一年を通じて横ばいであったことはここ10年なかったことなのですが、こういった状況では債権や他の投資先の重要性を改めて感じさせられます。
株式・投資信託・ETFだけが投資先ではないということです。
ジュニアNISAで本家VTIと楽天VTIのどちらが良いのか
数年前まではVTIを購入したくてもドルでしか購入することができませんでした
1年ほど前から投資信託の楽天VTIが登場して、円で直接VTIを購入できるようになりました
重要な点はどちらも非常に安価な手数料でVTIを購入、維持できるという点です
銘柄 | 信託報酬 |
---|---|
本家VTI | 年率0.04% |
楽天VTI | 年率0.17% |
確かに本家VTIのほうが安価です
しかし年率0.2%を下回っているので両方共に非常に低コストであることは断言できます
ここまで来ると正直に行って円で購入可能な楽天VTIのほうが良いともいえます
一方で本家VTIには、分配金(配当)での収入があります
楽天VTIは分配金は出さず投資信託内で再投資してくれるとのことです
定期的な現金収入がほしければ本家VTIですが、本家VTIの分配金を再投資する方針なのであればいっそのこと楽天VTIを選択するべきなんだと思います
ジュニアNISA、通常NISAであれば低信託報酬の本家VTIの方が良いかもしれません
一般口座であれば、VTI購入手数料がかかってしまうんので楽天VTI一択でしょう
実績
実績に関しては本家VTIの優位性に揺らぎがありません
楽天VTIは開始して1年ほどの投資信託です
楽天VTIは非常に人気で順調に資産も伸びているので安心してもいいとは思いますが、やはり楽天VTIと本家VTIとではその流動性は異なります
規模を考慮した場合、過去の実績を考慮した場合は本家VTiでしょう
もう1年様子を見ても結果に大差はないので、現在購入している銘柄を引き続き購入するのが良いんでしょう
どちらも行き着く先はVTIで、優良物件であることに変わりはありません
私の方針
現在7歳の息子用にジュニアNISAで本家VTIを毎週1口ずつ購入しています
2019年の銘柄選定もそろそろ決めてしまいたいところですが、私は来年もVTIになるでしょうかね
もうどちらでも良いので思い切って楽天VTIにしても良いのですが
そもそもジュニアNISAを行っている理由の一つに、資産をドルで持つことも挙げているんです
というわけで本家VTIだと思います
SPXLをいくつか入れてみようかなとも思っています
関連記事です
ジュニアNISAのあまり金額でSPXL(DirexionデイリーS&P500ブル3倍ETF)を2口だけ購入してます
ジュニアNISAはその性質上最初の5年間を経過後は「放ったらかし」にしかできません
銘柄の変更ができないため、自動的に銘柄の変更を行なってくれるETFや投資信託が最適解でしょう
国としてもジュニアNISAによる投資を推奨しているようです
米国人気の2大投資信託を積立NISAで比較しています。
VTI対S&P500ですね
以上