もうすぐ2019年です
Windows Server 2019が2018年10月頭にリリースされてから３ヶ月ほどが経過しようとしています
リリース直後に製品出荷停止と評価版公開停止が決まってから、２ヶ月半ほど経過していますが本日（12月23日時点）でもWindows Server 2019 評価版は入手できないままとなっています
私も入手方法について記載した記事を公開してますが、まだ入手できていない状況です
Windows Server 2019 評価版のダウンロード - こしぞーのひとり情シス
マイクロソフトの見解
日本語での正確な情報公開は現在されていません
マイクロソフトから見解が表明されている記事があります
Update on Windows Server 2019 availability - Windows Server Blog
より引用しますと
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On October 2, 2018, we announced the availability of Windows Server 2019 and Windows Server, version 1809. Later that week, we paused the rollout of these new releases to investigate isolated reports of users missing files after updating to the latest Windows 10 feature update. We take any case of data loss seriously, so we proactively removed all related media from our channels as we started investigation of the reports and have now fixed all known related issues.
In addition to extensive internal validation, we have taken time to closely monitor feedback and diagnostic data from our Windows Insiders and from millions of devices on the Windows 10 October 2018 Update. There is no further evidence of data loss. Based on this data, today we are beginning the re-release of Windows Server 2019, Windows Server, version 1809, and the related versions of Windows 10.
Customers with a valid license of Windows Server 2019 and Windows Server, version 1809 can download the media from the Volume Licensing Service Center (VLSC). Azure customers will see the Windows Server 2019 image available in the Azure Marketplace over the coming week. We are also working to make the Windows Server 2019 evaluation available on the Microsoft Eval Center. We will provide an update to this blog and our social channels once it’s available.
November 13, 2018 marks the revised start of the servicing timeline for both the Long-Term Servicing Channel and the Semi-Annual Channel. For more information please visit the Support Lifecycle page.
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要はWindows Server 2019にはデータロストが発生しかねない致命的な問題があって、マイクロソフトとしてはこの事実を重く捉えているということだそうです
一方で沈黙を守ったまま12月末まで来たことによって、少しこの辺の発表内容も変わってきています
- Windows Server 2019 (Version 1809) を使用して、既存Windows Serverのアップグレードを実施するとデータが消えてしまう（らしい）
- Azureのマーケットプレイスに置いてあるWindows Server 2019インスタンスは750時間タダで使わせてあげるよ
色々な方面から問い合わせが殺到しているせいでしょうか
私のようなユーザ側の人間であれば問題はないのかもしれませんが、Windows Serverで動作するサードパーティ製ソフトウェアベンダなどからすると製品リリース遅延はたまったもんではないでしょう
- セキュリティ関連のソフトウェア開発ができない
- 自社開発パッケージソフトのWindows 2019対応を早く済ませたい
- いつリリースされるのかが解らないので、開発のために確保した要因を遊ばせてしまっている
こういった状況に対応するべく、Azureでは解禁しているようなので少し使ってみてもいいかもしれません
関連記事です
Windows Server 2019評価版入手方法について記載しています
一方で本記事で記載の通り、2018年12月23日現在ダウンロードできない状況です
Windows 10サポート期間（ライフサイクル）についてまとめています
従来のWindowとは異なるライフサイクルポリシーを持っていて、注意が必要です
少なくとも半年に一度のアップデートは必要です
Windows Server 2019でも実装が決まっている「リモートデスクトップ接続サービス」についての記事です
以上
