みなさん大学入学から卒業まで平均いくらかかるかご存知でしょうか?
4年間合計の金額は、私立文系で396万円・私立理系で539万円です
平均授業料データ
授業料の平均データは総務省が集計している 「私立大学等の平成28年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」 という統計データが非常に参考になります
一般的に授業料は
- 入学料(入学時に必要な費用)
- 授業料(毎年必要な費用)
- 施設設備費(授業料とは別に毎年必要)
の3つから構成されていて授業料は
- (入学料)+(授業料 + 施設設備費) x4 = 4年間の総費用
で計算可能です
私立大学平均授業料
私立大学等の平成29年度入学者に係る学生納付金等調査結果について:文部科学省国公立大学平均授業料
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/__icsFiles/afieldfile/2017/12/26/1399613_03.pdf
授業料の計算結果
総務省の集計データを計算すると以下のような表になります
入学料 | 授業料 | 施設設備費 | 4年間の合計 |
---|---|---|---|
私立理系 | 231,811 | 781,003 | 152,496|3,965,807 |
私立文系 | 254,941 | 1,101,854 | 184,102|5,398,765 |
国立 | 282,000 | 535,800 | 2,425,200 |
公立 | 394,225 | 538,294 | 2,547,401 |
計算式は前述の通り以下で算出しています
- (入学料)+(授業料 + 施設設備費) x4 = 4年間の総費用
ちなみに平成28年度は 私立文系390万円、私立理系530万円でした
つまり、 平均授業料は上昇しているということです
過去の平均値をベースに考えると、入学金は実は若干の減少ペース
一方で授業料は、年1%ほどの増加ペース
このペースで進んだ場合、15年後だと10−15%ほど現在より上がっているかもしれませんね
株価と同じで過去の結果は未来に対する補償は一切ないものの、非常に参考になる数値です
この結果を受けてどう考えるか
現在7歳の子供がいる我が家でも人ごとではありません、4年間で539万円平均でかかることではありません
平均値は539万円から将来確実に上昇しているという点 です
大学生4年間で必要な費用は授業料だけではありません
- 授業料(前述の費用)
- 定期券代(学校までの定期券)
- 毎月子供にかかる費用(小遣い、携帯代、実家なら食費)
- (一人暮らしするのであれば)住居費、生活費
この他に、大学在学中に「普通自動車免許取得」「成人式」「就職活動」など何かとイベントづくしなのが大学生活です
ある程度は子供にアルバイトなどで補填してもらう(お小遣い、通信費、交際費、サークル活動など)としても、全部を子供に背負わせる訳にはいきません
いくらあっても足りません
繰り返しますが、授業料だけで私立文系学部でも平均400万円が4年間で必要になります
私立理系学部なら540万円ほどが必要です
さて、子供が「語学を勉強したいから留学したい」と言い出した時になんと言ってあげられるでしょうか?
お金はいくらあっても足りません
将来の自分の子供に奨学金というローン(借金)を背負わすことになるのかどうか・・・
は、親がこの大学費用の本体・授業料を全額負担できるかどうかにかかっているとしか言えません
将来かかる費用はあらかじめ準備しておくことにこしたことはありませんよね
将来に備えてどうするべきかを考えた私なりの結論
私は子供には語学力をつけて欲しいと思っています
必須は「英語」。可能なら「中国語も」です。
私のように読み書きのみしかできず、ビジネス英会話はもちろん基本英会話もままならない大人にならないためにも
子供には短期でも留学して「喋れるようになってほしい」と私は思っています
お金の面での心配をしないようにするために最も大きな金額「大学4年間の学費」をなんとか事前にためておきたい
そこで私は、ジュニアNISAで400万円を投資し、12年後に600万円になることを目標とし
コツコツ毎週VTIを1口ずつSBI証券で購入することで、年率5%の上昇で600万を超えを目標に日々積立を継続しています
(年率5%で上昇すると12年後には400万→635万に)
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ジュニアNISAで大学資金を貯めるという考え方はあまりメジャーではありませんが、意外と継続して取り組めるものです
ジュニアNISAの投資を通じて、子供に金融教育もできればと思ってます
以上です